新語・流行語大賞


ことし話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞 」が1日、発表され、年間大賞には「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」が選ばれました。

このほかのトップテンは、ブルゾンちえみの決めぜりふ「35億」、北朝鮮のミサイル発射など緊急時に情報を伝える「Jアラート」、睡眠不足の蓄積が認知症などの発症リスクになる「睡眠負債」、独特のキャラクターで知られる加藤一二三九段の愛称「ひふみん」、うそやでっち上げをニュース記事のように仕立ててインターネット上に流す「フェイクニュース」、月末の金曜日に早めの退社を促すキャンペーン「プレミアムフライデー」、不適切な言動などが相次いだ自民党の若手議員を指す「魔の2回生」、最優先するものを示す「○○ファースト」が選ばれました。

テキストよりも大事なのは画像。SNSでの「いいね!」を獲得するために、誰もがビジュアルを競い合い。「直接の口利きはなかったが、忖度があったと思う」という籠池泰典氏の発言。その個性的なメイクとともに「ブルゾンちえみ」の物真似がネット上に広がり、「35億」というこの異様なほどのポジティブな思考が日本人を大きく勇気づけた。ミサイルが日本に落下する恐れがある場合、Jアラートを通じて屋外スピーカー等から国民保護サイレンと緊急情報が流れます」というものの、北朝鮮(挑戦?)の頻回なる発射で緊張もマンネリ化。わずかな睡眠不足でも、常態化すれば不足分が負債のように膨れ上がり、うつ病やがん、認知症などの深刻な病気につながる恐れがあるという。「神武以来の天才」とも呼ばれた加藤一二三九段が引退。その愛らしいキャラクターが受けて、バラエティ番組で人気者に!アメリカ大統領選挙では「ローマ法王がトランプ候補の支持を表明」「クリントン候補がテロ組織に資金を渡した」などの内容が、いかにも報道サイトっぽい雰囲気のウェブサイトに掲載され、それがあたかも事実のように拡散した。個人消費喚起キャンペーン「プレ金」は、キャンペーンの効果はほとんど得られず、2歳になる子どもが第一次反抗期を迎えて「イヤイヤ」を始めることを「魔の2歳児」というが、そこから連想して、暴言、不倫、重婚・・・、当選2回の「安倍チルドレン」たちの不祥事が続発。そして、アメリカのトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」というフレーズ、日本では、小池百合子都知事による「都民ファースト」が続き、最近では「自分ファースト」な人たちがやり玉にあげられている。

 白鵬の気持ちを「忖度」して、「Jアラート」が鳴らぬまま、「プレミアムフライデー」の晩、暴行に及んだ日馬富士の事件は、「フェイクニュース」と思いきや真実。「自分ファースト」の貴乃花は沈黙を守り、旭鷲山は「睡眠負債」の貴ノ岩の「インスタ映え」した頭部外傷写真をネットにアップ!「35億」の中で一番強い男が、横綱である必要はなく、日本人で一番強い男が横綱であればいいと考えるのは小生だけだろうか?

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