
うわさの混浴露天風呂
混浴に冬木を愛でる齢もの GoToトラベルの見直しが議論されている昨今ですが、先週の連休最終日の勤労感謝の日、辰口温泉にある「たがわ龍泉閣」に行ってきました。 連休のど真ん中はさすがに予約が取れないため、予約可能な翌日が平日の最終日を選択しました。金沢にも近いため、朝早く出立すれば、翌日の勤務は可能なのです。 たがわ龍泉閣の売りは、混浴露天風呂「田んぼの湯」です。名前の通り田んぼのなかに6つの露天風呂があるのです。混浴と聞いて、一瞬ひるんだ方もいらっしゃるかもしれませんが、男女ともに露天風呂専用の着衣が用意されているのでご安心を。 「田んぼの湯」には、中央に大きな櫓がそびえ立っており、周囲に大小さまざまな露天風呂が点在しています。夜の「田んぼの湯」は昼間とはまた違う雰囲気で、日帰りの恋人たちが混浴ならではの雰囲気を堪能していました。小生は、若者から視線をそらすのが精いっぱいでした...。

Y字は筈?
押し切らば一気ズズイッと勝てる筈 大相撲十一月場所は、千秋楽の優勝決定戦で、貴景勝が照ノ富士を破り優勝した。二人の相撲は照ノ富士が、貴景勝の当たりと突き押しを止められるかどうか?立ち合いに全てがかかっていた。 案の定、本割ではまわしを取るまでは照ノ富士がしっかり我慢して、浴びせ倒しで勝負をつけた。しかしながら、優勝決定戦では、貴景勝が一気に押し出した。 日本相撲協会のホームぺージには、決まり手がこと細かに説明されている。「押し出し」とは、両手又は片手を筈(はず:親指と他の四本の指をY字に開くこと)にして、相手の脇の下や胸に当て、土俵の外に出して勝つこととある。 筈とは、矢の端の弓の弦につがえる切り込みのある部分らしい(Y字?)。矢筈と弦とがよく合うところから、当然そうなるべき道理であることを「筈」と言うのだ。例文としては、こういうことだろうか?「貴景勝が押し切れれば、照ノ富士に勝てる筈だ」。

秋の吟行会
クレーンの長き水洟見る小僧 小春日和の昨日、秋の吟行句会が行われました。こちらも、コロナ禍とあって、各自で吟行し、所定の時間にマスク着用の上、句会場に集合ということになりました。 吟行場所は、句会会場に近い金沢駅・武家屋敷・長土塀・芸術村です。武家屋敷、長土塀周辺は日頃の往診場所に近いため、車窓からのイメージで創作しました。 当日は午前診療のため、芸術村への吟行は不可能なため、クリニックから句会場に向かう金沢駅周辺の道すがらで一句。 冒頭の「クレーンの長き水洟(みずばな)見る小僧」ですが、見事に零点句とあいなりました。我々の子供の頃、「はなたれ小僧」をよく見かけたものでしたが..。

那谷寺
石山の石より白し医師白髪 先日の文化の日、小松(石川県)の那谷寺に行ってきました。境内には芭蕉の句碑、「石山の石より白し秋の風」が立っていました。 この「石山」の「石」がどこの石なのかということですが、単純に「那谷寺の白い石のことだろう」と思っていました。しかし、一般の定説としては、「滋賀県の石山寺の石」ということになっているそうです。 広い境内は奇岩遊仙境と称されており、紅葉狩りの名所としても有名です。奇岩が集まった岩窟や霊石などがあり、山水画のような美しい景色が広がっていました。 やっぱり、他の寺の石のことをわざわざ持ち出さずとも、那谷寺の石としておきましょう。「いしやまのいしよりしろし」という「し」の多用が、独特のリズムと味わいをもたらしているのだとか?小生、今日散髪に行って参りました。めっきり白髪の目立つ今日この頃です。

開院記念日
内視鏡終えて開院記念の日 令和2年度のすこやか検診は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年より1か月遅れの6月から開始されました。
そのため、終了も1か月遅れの11月30日となります。ところが、住民の皆様は、従来通りに10月31日が終了日と思われているのか、先月末は駆け込みの内視鏡検査の枠が込み合いました。 実は小生も、平日は自身の内視鏡検査が困難なため、昨日の土曜日は11時30分には閉院し、近隣の医療機関で内視鏡検査を受けてきました。病理検査がなかったので、異常はなかったものと勝手に思っています。 そして、明けて11月1日は当クリニックの開院記念日です。丸4年経過しましたが、年波のせいか青色吐息の日々を送っている今日この頃です。