
節分
立春や今年ばかりは動く季語 2021年の「節分」は、124年ぶりに「2月2日」になります。地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は、厳密には365日ではなく365日と約6時間になります。 わずかなズレを調節するためにうるう年がありますが、地球が立春の位置を通過する時間単位で見るとわずかにゆらぎがあるため、立春の日付が前後します。 立春の日付が前後することにあわせて、前日の節分も動くことになるので、「2月4日」や「2月2日」になります。2022年に「2月3日」へ戻りますが、2025年から4年ごとに再び2月2日が続き、今世紀末にかけて頻度が増えていくとされています。 立春を過ぎると俳句の世界では春の季語が使われます。俳句には、「季語が動く」という表現があります。これは述べたい事柄に対して、季語を別にしても、句そのものが成立してしまうことをさし、余り好まれません。どうやら、今年は一日「季語が動く」様です。

大栄翔初優勝
初場所や平幕平易に勝ち名のり 大相撲初場所で西前頭筆頭の大栄翔が初優勝を飾った。「優勝できたことの実感がわいて、うれしく思いました」と翌日の弁である。 初場所を振り返えると、両横綱が不在の中、初日の朝乃山から大関戦3連勝、7日目までに三役以上を総なめして主役に躍り出た。 優勝への意識も、千秋楽の優勝インタビューでは「14日目を終えて」と答えたが、ストレート給金の中日に、頭の中に少しはあったこと明かした。 最近大関になった面々のその後をみると、あまりぱっとしない。下剋上の大相撲、一番気楽に相撲を取れる平幕が一番大穴になりやすい?さてさて春場所の優勝力士はまたまた平幕か?地元出身の遠藤に奮起してもらいたいものだ。

どんど焼き
大震災二十六年後のどんど 15日は小正月といわれ、これをもって正月の終わりとする見方もあるようです。小正月の15日には「どんど焼き」が行われます。 どんど焼きでは、各家庭の正月飾りや子どもたちの書き初め、お守りなどを焼いてもらうことができます。普通に処分するのはちょっと…と、気が引けてしまうものは、どんど焼きが最適です。 地域ごとで、この呼び名は多少違う様です。ここ北陸地方では、左義長と呼ぶのが一般的です。今年はコロナ禍とあって、規模を縮小したり中止となっているところもあるようです。 本日は初詣に出掛けた神社の境内で、正月飾りを焼いてもらいました。火の手もおとなしく、ご時世を反映しているのでしょうか?一方、26年前の今日阪神大震災が起きました。やっぱり、火の手はおとなしい方がいいのかも....。

大雪災害
雪コロナ両面にらみの自粛令 強い寒気の影響で、発達した雪雲が流れ込み、北陸エリアはすでに大雪災害になっています。 急増する積雪に除雪作業が追い付かず、交通障害の更なる発生を防ぐため、お上はまたまた不要不急の外出自粛のお願い。
本日午前は雪の量は比較的少なく、小康状態。雪が収まっている時間帯を見計らって、自宅に面した路上の除雪作業に勤しみました。 ただ、今夜は再び雪雲が発達し、明日朝にかけて雪が強く降るおそれがあるそうな。もうしばらく、雪かきに伴う足腰の負担が続きそうな気配です。

初詣
初詣小銭で福を貰ふ人 本日、例年通り近隣の尾山神社へ初詣に出掛けてきました。コロナ禍の初詣とあって、それぞれの神社は、感染防止対策に工夫を凝らしている様です。 賽銭箱上の鈴を鳴らす「鈴緒」や手水舎のひしゃくを撤去したり、混雑を避けるために賽銭箱を増やすなどの対策を進めています。 おみくじもスマホをQRコードにかざすと表示される番号でおみくじを引きかえるとか、お札・お守りなどをオンラインや郵送で授与できるようにする神社もあるそうです。 いつもと違うコロナ禍の正月です。初詣に行く場合は、分散参拝や大声での会話を控えるなど、各自での基本的な感染防止策を徹底しましょう。神様は三が日だけでなく1年中いるので、いつお参りしても願い事を聞いてくれるそうな...。