
金沢マラソン
本日、あいにくの天候の中、金沢マラソンが予定通り行われました。小生も医師会の要請でボランティア医師として救護班に参加いたしました。当救護所では医師が4名配置されており、整形外科医、呼吸内科医、皮膚科医、そして小生(消化器外科医)で構成されておりました。 上位グループは、ほぼ救護所をスルーし、中位グループでは、シューズ擦れ、膝関節痛、下肢の痙攣等、皮膚科と整形外科医の出番となります。下位グループ(競歩組?)になると、嘔気、腹痛等の消化器症状を有するランナーが救護所を訪れることなります。従いまして、レース後半にようやく小生の出番と相成りました。救護所も閉店間際に、過呼吸と脱水、嘔気を訴える若い女性ランナーが車いすで搬入されました。極度の疲労と緊張からくる結果だと思いますが、敢無く救急搬送となりました。 現在、TBSテレビでは、日曜劇場『陸王』が放映されております。資金操りに頭を抱える老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ

どんぐりころころどんぶりこ
10月22日、一大イベントの衆議院議員選挙が行われました。結果は、小生が大体予想した通りの結果となりました。緑色を旗頭にした"失望の党"は緑ならぬ白旗を挙げることと相成りました。数週間前に書いたブログでの替え歌をもう一度復唱したい気分です。今回は実名で「どんぐりころころ」の替え歌を......。 1番目歌詞『民進ころころ どんぶりこ 小池にはまって さあたいへん 若狭がどこかへ いなくなり 前原一人で どうするの?』。2番目の歌詞『希望ころころ よろこんで しばらくいっしょに あそんだが やっぱり枝野が こいしいと ないては細野を こまらせた』 童謡「どんぐりころころ」にはStartFragment原曲では、3番の歌詞はありませんが、朝日新聞の記事「あなたの謎とき隊」によりますと、次のような作詞者不詳の3番の歌詞が歌われているようです。『どんぐりころころ ないてたら なかよしこりすが とんできて おちばにくるんで おんぶして いそいでおやまに つれてった』 そこで、3番目の替え歌を最後に、『希望ころころ ないてたら なかよし立憲が とんできて お

転失気(てんしき)?
昨日は、早々と21時に床に着いたため、今朝は4時に目が覚めてしまい、朝風呂を浴びて、NHKテレビをつけると、日曜日早朝恒例の演芸番組をやっていました。本日のトリは落語、演目は転失気(てんしき)。知ったかぶりで負けず嫌いだから、知らないことを認めたがらない和尚のお話です。 ある日、下腹が張って医者を呼んだ和尚が「てんしきはありますか?」と聞かれ、わからないとは言えないのでしかたなく「はい」と答えてしまった。悔しいので小僧に近所で「てんしき」を調べに行かせる。だれも知ったかぶりをしたため、はっきりしたことが聞き出せない。しかたなく帰って和尚に報告したが、小僧も気になって「和尚さん、その『てんしき』って何ですか?見たことがありません」和尚は返答に困るが、「ばか野郎。そんなことを知らないでどうする。わしが教えてやるのはわけはないが、すぐに忘れてしまうだろう。先生のところに薬を取りに行って、自分の腹から出たようにちょっと聞いてこい」と、送りだす。医者「『てんしき』というのは傷寒論の中にある。転び失う気と書いて転失気だ。オナラのことだよ」、小僧「オナラっての

アリとキリギリス
虫の鳴き声が涼しげに聞こえる季節がやってきました。昨日、我が家の脱衣所で謎の侵入者を発見しました。最初は「ゴキブリ」かと思いましたが、どうも「コオロギ」の様です。秋に鳴く虫といえば、黒褐色の小さな「コオロギ」を思い浮かべる人も多いでしょう。ところがこの虫、昔は別の名前で呼ばれていたらしい。「キリギリス」だ。キリギリスといえば緑色のバッタのような虫のはず。コオロギとは似ても似つかぬ姿形だ。古くはコオロギのことをキリギリスと呼び、キリギリスのことをハタオリと呼んでいたというのだ。EndFragment 「キリギリス」といえば、イソップ童話「アリとキリギリス」が思い出されます。[if lt IE 9]>
<![endif] google analytics /google analytics StartFragment冬になって、おなかの空いたキリギリスがアリを訪ねました。「お腹がすいて死にそうだ、食べ物をもらいたい」と言いました。するとアリは「あなたは、なぜ夏の間食べ物を集めておかなかったんです?」と聞きました。キリギリスは「暇がなかったんです

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏
ハルキストと呼ばれる熱狂的な村上春樹ファンが、テレビカメラの前でノーベル文学賞受賞の瞬間を見逃すまいと固唾をのむ(そして、肩を落とす)光景が過去、何度もお茶の間に流れてきました。毎年のようにノーベル賞候補に挙げられる村上氏は、間違いなく現代を代表する世界的作家なのだろう。過去の受賞者も村上春樹を推薦しているそうな。 しかしながら、ご存知の通り今年のノーベル文学賞の受賞者にカズオ・イシグロ氏が選ばれました。イシグロ氏は62歳。1954年に長崎で生まれ、5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後、イギリス国籍を取得しました。 ハルキストにとって残念な結果かも知れませんが、同じ日本をルーツにもつカズオ・イシグロ氏の受賞は我々日本人にとっては喜ばしいことには、変わりはありません。カズオ・イシグロ氏の作品も日本を題材としたものも多いそうです。 ノーベル財団は、どうも候補に挙がった人はあえて避けている様にも思える。ノーベル賞の受賞はそもそもサプライズ的要素が大きいようだ。実際、ノーベル文学賞の受賞が決まったカズオ・イシグロ氏は、イギリスのBBCの

千代女全国俳句大会
「朝顔やつるべとられてもらひ水」などの句で知られる江戸時代の女流俳人「加賀の千代女」が生まれ育った地白山市で、夏井いつきさんを特別講師に本日、第101回千代女全国俳句大会が開催されました。EndFragment 講演会&俳句トークショーのみの観覧を希望しておりましたが、事前受付開始当日で定員に達したため参加できず、しかたなく、俳句大会セミナーの部に参加することにいたしました。 本日は土曜日、クリニックは午前診療があります。8時半に一番乗りで千代女の里俳句館で受付を済ませ、当日発表の題目を見ると、「吟行句」と「嘱目」!題目にそぐわないが(吟行はそもそも日程的には無理!)、事前に用意しておいた2作を投句し、一目散にクリニックへ逆戻り、9時過ぎより診療を開始し、患者が途切れた12時前にクリニックを閉め、12時半には千代女の里俳句館で用意された昼食を小生が最後に頂くこととなりました。そこへ、選句を終えた夏井いつきさんがひょっこり登場、運よく写真に一緒におさまることと相成りました。 会場といえば、殆どが中年のおばさんとおばあさん(いやいや俳人?)。選者5人

中秋の名月
StartFragment 「名月を取ってくれろと泣く子かな」一茶。 今日は、「中秋の名月」です。日本人にとって、月はとても身近なものです。月を詠んだ和歌や俳句は沢山あります。 月と言えば、体操の技に「月面宙返り」なるものがあります。これは、塚原光男氏が、ミュンヘンオリンピック団体の自由演技で鉄棒の下り技として「後方かかえ込み二回宙返り一回ひねり下り」を発表したのが最初です。小生がまだ子供の頃であり、ウルトラCと言われました。今では、体操界はCどころかI難度まで存在するとか?EndFragment 今、体操世界選手権がモントリオールで開催されております。個人総合7連覇を目指していた内村航平ですが、跳馬でF難度の大技『リ・シャオペン』に挑み、着地の際に左足首に大きな負荷がかかってしまい、左足首を負傷、途中棄権となりました。先輩の棄権に奮起したのが、ひねり王子こと白井健三であります。「任せてくださいね、師匠」 [if lt IE 9]>
<![endif] Twitter head_single_news
_c2 WP SiteManager

草原のヒットマン「カマキリ」
今月29日の金沢マラソンまであと1か月を切りました。医師会の要請もあり、本年はボランティアとして、救護班の医師として参加することになりました。昨日は、その事前説明会がありました。終了後の駐車場で、隣の車のボンネットに「カマキリ」を目撃しました。 草原のヒットマン「カマキリ」の逆三角形の頭とにらみつけるような恐ろしい目、鋭い鎌を折りたたんでの独特のファイティングポーズ・・昆虫最強の狩人は、どこにいても存在感抜群です。その戦闘スタイルは基本的には暗殺であり、草原の緑色と同化し、相手が射程距離に入った途端に2本のカマで襲い掛かります。 今政界でも、緑色をイメージカラーにした女性知事が、国政にも興味深々とか?その知事にすり寄るドジョウ顔のばかさ議員。国民を無視した政界の混乱...。そこで、こんな童謡の歌詞を思い出しました。『どんぐり(民進党議員)ころころ どんぶりこ 小池にはまって さあたいへん どじょう(若狭)がでてきて こんにちは ぼっちゃん(前原)いっしょに あそびましょう』。2番目の歌詞もまた興味深い、『どんぐりころころ よろこんで しばらくいっ