2週間前の夜、当家のペットのインコが亡くなりました。仏教では、死者があの世へ旅立つのが49日と解釈されています。亡くなってから49日間を中陰と呼びますが、この期間は7日ごとに閻魔大王による裁きが行なわれ、極楽浄土に行けるかどうかの判定が下されると考えられています。49日間は7日ごとの裁きに合わせて、成仏できるように遺族が善行(仏様への供養)を行います。これが初七日や二七日などの追善供養です。

 二七日は、生前の殺生行為に対する減罪を願うそうですが、生まれて間もない頃から我が家にいたインコですから、虫を食べるといった殺生行為もなかったはずです。そういった意味では、閻魔大王様には、極楽浄土に行ける様、お願いしたいものです。

 思い起こせば、長女が小学生の頃、授業参観で、ペットは家族か否かの討論がありました。当然のことながら家族との結論にいたりましたが、亡くたったインコは、その長女が溺愛していたペットでした。獣医ではありませんが私の見立てでは、その晩のインコは朝までは持たないだろうという感じでした。長女を納得させる意味でも、近所の動物病院の夜間外来を受診させることにしました。診察の途中で、インコが息を引き取るといった衝撃的な結末を迎えました。

 以前、某医療機関に、そのすじの怖いおじさんが、瀕死のインコを持ち込み、「ワシのインコをどうにかせんかい!」と脅され、必死に心臓マッサージをした研修医の話を聞きました。その時は、笑い話程度に思っていましたが、今回の出来事に接すると、その時のおじさんの気持ちを今更ながら理解できそうです。今晩は、娘とささやかな供養をしようと思います........。合掌!

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

アーカイブ
Please reload

© 2020 きむら尾張町クリニック