昨日、訪問診療先のご自宅で掛け軸を目にしました。話を伺うと富岡鉄斎作だと言う。名前は聞いたことがあったが、その領域は疎いので、ネットで検索することとした。
富岡鉄斎は、明治・大正期の文人画家、儒学者。日本最後の文人と謳われる。今日で、これほど世界的に評価されている近代日本画家は鉄斎以外はいないといってもいい。しかし、鉄斎自身は生涯儒学に勤しみ、自らの事を画家と呼ぶことを非常に嫌っていた。
また読書を好み、多くの本から学び、自らの人間性を高めることに勤しんでいた。彼は生涯で古今東西の書を数万冊読んだとも言われている。これほどの経験よ...