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木守柿

 柿の木にポツンと一つ柿の実が残っている光景を目にすることがありす。「今年も収穫をさせて頂きましたので、鳥達にもお裾分けします」って言う気持ちで、少し残しておくこの様な柿の実を『木守柿(きもりがき)』と呼びます。

 一方、人の心の枝には、数多の後悔がぶら下がっています。柿の実を捥ぐように、その後悔を一つずつ捥いでいく。捥いだ後悔は、忘却と言う籠に放り込んでいく。
 そして、一つだけどうしても捥ぎとれない後悔があることに気付く。その後悔とじっくり向き合ってみる。すると、その後悔が己をたくましくしてくれているということがわかってくる。

 最後に捥ぎとれずに残ったこの後悔。それは、己という幹を、冬の寒風から守ってくれる木守柿なのだと云う人がいる。木守柿は、冬の季語です。この木守柿、本日出掛けたピザ屋さんの窓の外に見ることができました。今日から12月、小生の心中には木守柿いくつ残っているのだろうか?

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