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母の日(夏の季語)

 「母の日や親孝行もせぬうちに」.......。今日は母の日です。小生も母の日くらいは母親に何かできないかと、毎年小さな脳みそを振り絞っています。母の日は五月の第二日曜日とされ、俳句の歳時記では初夏、五月の季語になります。

 俳句への本格参戦を目指し、昨日”歳時記”を買い求めました。豊かな自然とこまやかな季節の移行を、古来から日本人は慈しみ、美意識を深めてきました。その結晶が「季語」といえます。俳句は季語を含むことで、わずか十七音で、宇宙の神秘から日常の喜怒哀楽まで詠むことができるのが魅力です。

 日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分けてきました。日々に「ハレ」と「ケ」があるように、人の中にも、光の部分と影の部分があります。悪いことが起こると「明日はきっとよくなる」と自分を励ましたり、よいことが起こると「いいことばかりではない」と喜びすぎるのを戒めたりすることがあります。この感覚は、日本人の暮らしのメリハリや心の影響と深いかかわりをもっています。

 母の日も、ある意味年中行事の一つなのかも知れません。「ハレ」の日を過ごすことで心身に潤いを与えて「ケ枯れ」を防ぎ、明日への活力にしていきたいものです。というわけで、明日への活力を願い、今年の母の日はステーキ肉を贈ることにしました.......。

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