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人生、詰将棋?

 

 先日、詰将棋解答選手権チャンピオン戦が、東京・名古屋・大阪で同時に開催されました。昨年まで3連覇していた話題の藤井聡太六段ですが、第1・第2ラウンドともに全参加者の中で唯一の全問正解で、新記録となる4連覇を達成しました。

 クリニックで購読している月刊誌”サライ”の今月号に詰将棋問題集、将棋盤と駒が付録として、挿入されていました。問題作成者には、その藤井聡太六段も名を連ねております。帰省中の大学生の娘に駒の動かし方を指南した上で、一指しました。結果は言わずともがな....。

 人生は詰め将棋みたいなものですか?という問いがあります。詰将棋には解があるからこそ、問題が成立します。詰将棋を考えた人は、その詰将棋の解き方を知っています。人生上の、また哲学上の難問についても、やはりそれを考えた人に尋ねるのが、一番早道だということになるでしょうか?いやいや、先達の哲学、宗教感は若者の感性を鈍らせることにもなりかねません。

 人生には、始まりと終わり(詰み)が必ずあります。それがどれだけ長くても、結局は終わりに近づいていくのですが、解があるかどうかさえ分からない問題です。「解がある問題を考えるのは高校レベルまで、大学は解があるかどうかさえ分からない問題を考えるところだ」と某大学の教授が言ったとか。社会に出ればなおさらのことです。将棋の解でさえ、対局中はそれがあるかどうかさえ分からないのだから......。カナダでのホームステイから帰国した娘は、只今人生の”解”を求めて”詰将棋”真っただ中なのだろうか....?

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