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受動喫煙防止法

 昨日、医師会関係のビールパーテイーがありました。「受動喫煙防止法」が話題になりました。

 2017年6月12日 - 受動喫煙防止法の今国会提出が、見送られました。自民党たばこ議連の勝利です。しかし、戦いは終わったのでしょうか?答えは否。「受動喫煙防止 夏の陣」とも 言える戦いが、始まろうとしています。日本医師会も受動喫煙防止法の署名運動を行っており、現在集計中です。 

 日本では少なくとも年間1万5千人が、受動喫煙がなければ死亡せずに済んだと推計されています。たばこが健康を損なうことは科学的に明らかです。対策の遅れは国際的な潮流とも逆行しており、秋の臨時国会での成立に向け、関係者はあらゆる努力を尽くすべきです。世界保健機関(WHO)の調査によると、公衆の集まる場所すべてに屋内全面禁煙義務の法律がある国は49カ国もあります。日本は今のところ、健康増進法で受動喫煙防止の努力義務をうたうにとどまっており、WHOの判定では日本の対応は「世界最低レベル」です。一方の自民党側は、一定面積以下なら飲食店の業態を問わず、喫煙の表示などを条件に喫煙を認める立場に立っており、これだとかなり多くの店で恒久的にたばこが吸えることになります。受動喫煙対策としてはあまりにも力不足です。飲食店には規制による売り上げ減少への懸念があるらしいが、国内外の調査では、悪影響はほとんど生じていない。政府と自民党は冷静に議論を深め、被害をなくしていく道筋を示さなければならない。

 禁煙に関する有名な笑い話があります。『禁煙なんて簡単だ。私は何千回もやっている』。体がタバコを欲しがる中毒症状、この強い欲求こそが、タバコをやめることのできない本当の理由です。本当の禁煙を望まれる方は、禁煙外来を受診下さい....。

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